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2015

 

アカリ

テーマ『舞妓を夢見る1人の少女』

 

一人の少女が描いた、夢。

それは、京の都を照らす舞妓の姿であった。

 

 

心配そうな家族、

今までの青春時代を共にすごした友人、

生まれ育った故郷を背に、

京都の地へと旅立つ。

 

 

置屋での日々は、

髪の結い方、着物の着付け、琴の稽古や舞の稽古、

毎日があっという間に過ぎてゆく。

 

 

しかし上手くいくことばかりではなかった。

周りとの実力の差は開いていくばかり、

故郷の家族や友人のことを思い出す。

 

みんなが待つ、故郷へ帰りたい…。

 

しかし少女はあの時の決意を忘れてはいなかった。

立派な舞妓になるために、

家族の元を離れ、京都へきたのだ。

 

私は一人ではない、自分だけの夢ではない。

少女が見つけた、一筋の紅凛。

 

 

何が待ち受けているのかわからない、

まだ見ぬ明日へ、自分を信じ、立ち向かう。

 

 

そうして、幾多の困難を乗り越え、

いつしか京を照らす立派な舞妓となった。

 

 

この先も歩みを止めずに、光差す方へ。

 

 

 

 

 

華羅紅2015年度オリジナル演舞『紅凛』は、

憧れの舞妓を目指し、厳しい稽古に耐えながらも夢に向かってあきらめず、がむしゃらに頑張る1人の少女の物語です。

どんな大きな壁にぶつかっても立ち直る女の強さ、根性を表現した演舞となっています。

 

 

女子チームにしか出せない、

華やかさや元気、輝く笑顔など、

華羅紅らしさがたくさん詰め込まれた演舞です。

 

 

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