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​曬

サイサキ

​テーマ 『 四季 』

雪解け

初風とともに新たな年を迎え

今年一年京都を照らし続ける太陽が昇り始める

京都が誇る四季のうるわし物語の始まりを告げる

うらら

冬に積もった雪も溶け 

川の穏やかな流れと共に春の暖かい風が吹き込む

辿り着いたその先には 

手を取り合って舞い踊る 草木に花に蝶に風

陽炎

ギラギラとした太陽の光が京の都を照り付ける

耳をすませば聞こえてくる 力強い太鼓の音、人々の盛大な掛け声

そこには神輿を担ぐ男たちと負けじと騒ぎ立てる女たち

そして気づく 日に日に夜が長く深くなっていくことに

十五夜

 

すすきに揺られ 真っ暗な世界に沈んでしまいそうな夜

その夜を照らすのは、1年で1番美しい姿を見せる 月

そこで人々は思う​

『ああ この明かりのもとで舞うことは

 どんなに幸せなことだろうか。

 どうか来年もこの光に包まれることができますように、、、』

紅色の紅葉も散りゆき また冬が来ようとしている

そうしてまた 新しい1年を迎える

幸先

春の香りに 夏の太陽 秋は十五夜 冬の雪解け

四季折々の幸せが 新しい1年を引きつける

そして今、この瞬間の 私たちの この気持ち この踊り

同じものは もう二度とない

唯一無二の この瞬間を 己を信じて突き進む

 

 

また笑顔で1年を過ごせますように、、、

 

『 どうかあなたに 幸あれ 

 

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