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京炎 そでふれ!
華羅紅
2 0 1 6
曬
華
サイサキ
テーマ 『 四季 』
雪解け
初風とともに新たな年を迎え
今年一年京都を照らし続ける太陽が昇り始める
京都が誇る四季のうるわし物語の始まりを告げる
うらら
冬に積もった雪も溶け
川の穏やかな流れと共に春の暖かい風が吹き込む
辿り着いたその先には
手を取り合って舞い踊る 草木に花に蝶に風
陽炎
ギラギラとした太陽の光が京の都を照り付ける
耳をすませば聞こえてくる 力強い太鼓の音、人々の盛大な掛け声
そこには神輿を担ぐ男たちと負けじと騒ぎ立てる女たち
そして気づく 日に日に夜が長く深くなっていくことに
十五夜
すすきに揺られ 真っ暗な世界に沈んでしまいそうな夜
その夜を照らすのは、1年で1番美しい姿を見せる 月
そこで人々は思う
『ああ この明かりのもとで舞うことは
どんなに幸せなことだろうか。
どうか来年もこの光に包まれることができますように、、、』
紅色の紅葉も散りゆき また冬が来ようとしている
そうしてまた 新しい1年を迎える
幸先
春の香りに 夏の太陽 秋は十五夜 冬の雪解け
四季折々の幸せが 新しい1年を引きつける
そして今、この瞬間の 私たちの この気持ち この踊り
同じものは もう二度とない
唯一無二の この瞬間を 己を信じて突き進む
また笑顔で1年を過ごせますように、、、
『 どうかあなたに 幸あれ 』
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